Bluetoothテンキーをお絵かき専用にカスタマイズする
※Windows等のノートで絵を描いている方用です
もともとペンタブ(Intuos)で絵を描いていたのですが、やはり直接画面で描きたい!と思うようになり、仕事でも使わなければならないと言う制約でiPadではなくWindowsのSurfacePro7を2020/3/16に購入しました。
絵を描いているうちにペンや消しゴムの選択、やり直し等をキーボードやSurfacePenで行うのが面倒くさくなり、セルシス純正の「CLIP STUDIO
TABMATE」の購入を考えました。

CLIP STUDIO
TABMATE
セルシス |
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ワコム Intuos Small
ワイヤレス ブラック
CTL-4100WL/K0 |
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Microsoft
Surface Pro7
8GB/256GB |
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しかし、これが結構コストが高い上に、いつも手で持って居なければならず使い勝手が良いのかどうなのか悩んだ挙句、購入を見送りました。
ならばBluetoothのテンキーでショートカットを割り振れる物を購入すれば、絵を描いていないときは普通にテンキーとして使えるので便利じゃね?と思い探してみました。
見つけました、WindowsでもMacでも使える「iClever」。
しかし、私が購入しようとした時、こちらの商品は納期が未定となっており購入できませんでした。残念。
※iPadを使っている人は、こちらのサイトが非常に参考になるかと思います。
お絵かき図鑑

iCleverテンキー
2.4GHz Tab付
IC-KP08
(USB Bluetoothトングル版はIC-KP09)
色はホワイトとブラックがあります
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悩んだ上げく、ソフトウェアで制御すれば「iClever」じゃなくても今まで使っていた「Alcey」のテンキーで良いんじゃないかと考えました。つまりは手元にあるテンキーであれば高いものでも安いものでも何でも良いと言う事です。
テンキーにショートカットを割り振ることのできる「AutoHotkey」をインストールして運用することにしました。


以下のサイトを参考に試行錯誤し、自分の好みのショートカットの組み合わせスクリプトをTextファイルで書いて拡張子を「.ahk」に変更しました。
これを走らせればショートカットのテンキーがアプリに対応し動いてくれます。
以下の「paint.ahk」ファイルがスクリプトファイルになります。スクリプトの内容は以下に記載します。


テプラで印刷して貼り付けています

概ねClipStudio
Paintのショートカットを弄っていませんが、カラーサークルだけ割り当てが無かったのでClipStudio側で「4」keyに設定し、テンキーの「3」に紐づけしました。
私の使っているスクリプトを以下においておきましたので、ダウンロードして改良して使うのも良いかと思います。(右クリックして「リンクを保存」、編集はWindowsのメモ帳で開いてください)
39s Paint.ahk
最後に
結論から言いますと、絵を描くときに必須!となりました。
むちゃくちゃ捗ります。特にペン=1と消しゴム=2は瞬時に切り替えられるのは便利。
また、白黒に切り替え=4、2色の切り替=ドットキーも良く使います。
「Alcey」のテンキーは実は単4電池1本で駆動します。これが思ったより長持ちで、半年ほど持ちました。まあ、今買うならiCleverを買うかと思いますが、手持ちのテンキーが使えるのは嬉しいデスね。
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